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「彩凛華」27日開幕 音更 ショープログラム拡充

円すいのオブジェが設置された「彩凛華」の会場。奧に見えるのはシンボルのオブジェ

 【音更】音更の冬を彩る最大のイベント「第27回おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」(実行委員会主催)が27日、十勝が丘公園ハナック広場で開幕する。イベントのメインとなる、円すいのオブジェが音楽に合わせて7色に変化する光と音のショーは今年、曲数も光のパターンも増やし、例年以上に充実する。

 オブジェは高さ2・6メートルと1・6メートルの大小約300個を会場一面に配置し、中央部分に高さ5・4メートルのシンボルを設置した。

 舞台用のコンピューター制御の照明コントロールシステムを駆使し、約600個の発光ダイオード(LED)が音楽に合わせて点滅。2部構成(約30分)で、各部とも14曲を採用、光のパターンも1部で75回、2部で100回と、曲、パターンとも過去最高で、よりリズミカルな演出に。実行委では「インバウンド(訪日外国人旅行者)や子どもからお年寄りまで楽しめる幅広い選曲に配慮した。例年以上に楽しめる内容」とする。ショーは午後7時から30分ごとに1日4回行われる。

 会場ではスノーラフティング(有料)や雪の滑り台、LEDで動物を表現する「光の動物園」などが楽しめる他、ビニールハウスの休憩所「アイスプロムナード」では、モール豚のフランクフルトやホットドッグ、あずきミルクなどオリジナルメニューを用意。北海道遺産選定のモール温泉が楽しめる「手湯」のコーナーもある。インバウンドを意識して、昨年初登場し話題を集めた「竹オブジェ」も会場を彩る。音更の特産品などが当たるスタンプラリー(100円)も行われる。

 2月25日までの30日間開催。入場無料。駐車場(無料)は、ガーデンスパ十勝川温泉の駐車場を含め、会場周辺に用意している。

 彩凛華は昨年6万3608人と過去最高の入場者を記録。視聴覚に訴えるイベントが受け、来場者がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で発信し、魅力が広く拡散した。

 実行委では「“インスタ映え”するイベント。多くの来場者に楽しんでもらい、スマホなどで撮影し、気軽に情報を発信してもらいたい」とPRしている。問い合わせは事務局(町十勝川温泉観光協会、0155・32・6633)へ。(鈴木裕之)


◆彩凛華について
イベントスケジュール、会場アクセスなど-十勝川温泉観光協会公式ホームページ

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