チョウザメのぬいぐるみ販売スタート 道の駅しかおい
【鹿追】道の駅しかおいで13日から、手作りのチョウザメの縫いぐるみ販売が始まった。観光客らから「かわいい」と好評を集めている。
町はバイオガス発電施設の余剰熱を活用し、チョウザメの飼育、特産化を進めている。縫いぐるみは町内の手芸サークル「しかおい夢工房」の伊藤明美代表(64)と藤井利江さん(40)がデザインから縫製までを手掛け、一つ一つ手作りした。とがった鼻を強調して愛嬌(あいきょう)のある4本のひげを付け、背中にはチョウ形のうろこを配置するなどチョウザメの特徴をかわいらしく表現した。
色は青、ピンク、ミントグリーンの3種類で、価格は大(5000円)、中(3000円)、小(2500円)。伊藤代表は「心を込めて作っている。縫いぐるみを通してチョウザメや鹿追のことを知ってもらいたい」と語った。道の駅を訪れた町内の木澤亜沙美さん(30)は「とてもかわいい。しっかり作られていて、色もたくさんあるので子どもにも受けそう」と話していた。
(那須野唯通信員)