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グランピング、冬用テント3基設置 中札内フェーリエンドルフ

営業を始めた冬用のグランピングテント

 【中札内】中札内農村休暇村フェーリエンドルフ(村常盤西1線、西惇夫社長)は年明けから、冬用のグランピングテント3基の営業を始めた。スノーモービルなどの体験型のコンテンツを充実させ、冬の観光客誘致に乗り出す。

 休暇村は昨年6月から円すい型のテント7基と改装したコテージ3棟で、「十勝グランピングリゾート ポラリスクラブ」としてグランピングの営業を開始。西社長は「1組の人数が4~5人と想定より多く、社員旅行や女性のみで楽しむ利用もあった」と振り返る。

 1日に営業を始めた冬用のグランピングテントは、スウェーデン製で保温性を重視。直径6・5メートル、高さ4・6メートルと夏用よりも一回り大きい。中にはベッドやソファ、いす、テーブル、まきストーブを設置した。屋外のタープの下で食事を楽しむ。

 中札内産のニワトリの中に、ふたを開けた缶ビールを入れたまま焼き上げる「ビアチキン」、タラバガニとカキなど魚介類を使った料理も充実。1人5000円の2コースと1万円のコースを用意したほか、食材は持ち込み可能にしている。

 冬用テントの貸し出しは1泊4人で5万円。最大収容人数は15人。5人目以上は1人3000円。

 テントの開設に合わせ、冬のアクティビティーも準備。スノーモービル(30分、3000円)やスノーシュー(1時間、500円)、太いタイヤで雪上を走る自転車ファットバイク(1時間、1000円)を貸し出す。休暇村内のコースを自由に回れる。

 西社長は「満天の星と共にマイナス20度の冬を楽しめる場所にしたい。夏には再び7基を設置し、計10基で営業する」と話している。問い合わせは休暇村(0155・68・3301)へ。(深津慶太)

<グランピング>
 「グラマラス(華やかな)」と「キャンピング」を合わせた造語。テントの中にベッドや家具を置き、道具を持ち込まずに楽しむキャンプの一種として近年、国内でも広まりつつある。

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  • ベッドなど家具があるテントの内部

    ベッドなど家具があるテントの内部

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