食べ残しを減らそう 市がポスター作成
宴会が多くなる年末年始に向け、外食などでの食べ残しを減らそうと、帯広市は啓発ポスターを作成した。職場や飲食店などで活用してもらい、食べきれるだけの量を注文してもらうよう呼び掛ける。
環境省によると、最新の2014年度の食品廃棄物2775万トンのうち、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」は621万トンと約2割を占める。市では家庭系の可燃ごみは減少傾向にあるものの、事業系は年々増えており、生ごみがその半分以上を占める。
ポスターには、忍者をイメージした市のリサイクル推進キャラクター「わけすけ」が登場。宴会5箇条として、「まずは適量注文」「食べきりタイムをつくろう」「食べきれない料理は分け合おう」などのメッセージが書かれている。
市清掃事業課は「『食べ物を粗末にしない』という意識を改めて持ってもらうきっかけになれば」としている。ポスターは市のホームページからダウンロードできる。
問い合わせは同課(0155・37・2311)へ。(安倍諒)