香り豊かな新そば堪能 第20回鹿追そばまつり始まる
【鹿追】3連休初日の7日、「第20回鹿追そばまつり」(実行委員会、十勝毎日新聞社主催)が道の駅しかおい特設会場で始まった。秋の肌寒さの中、鹿追産そばを目当てに家族連れなどが詰め掛け、新そばの味と香りを堪能した。8日まで。
昨年は天候不順による不作で中止になり、2年ぶりの開催で第20回の節目を迎えた。町内のそば専門店や飲食店6店が、1杯500円で統一した「かけそば」で個性ある味を提供。放牧豚を使ったモツそばなど各店のアレンジメニューや、天ぷらのトッピングも販売した。
札幌市から婚約者と訪れた会社員新保真澄さん(26)は「初めて新そばを食べた。もっちりしていて香り豊か。紅葉狩りも楽しみたい」と話した。
ステージではそばの早食い大会や、豪華賞品が当たる20回記念のビンゴゲームなども行われ、新そば粉を使ったたい焼きなどの屋台も人気を集めた。8日の開催時間は午前9時半~午後3時。(小寺泰介)