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ハワイ先住民も参加 帯広でアイヌ・イチャㇽパ

来帯したハワイの先住民たちも加わったアイヌ合同慰霊祭

 北海道アイヌ協会帯広支部(笹村二朗支部長)主催のアイヌ合同慰霊祭が6日、帯広市アイヌ共同納骨堂(つつじが丘霊園内)前で開かれた。支部会員や関係者約100人が参列し、先祖の冥福を祈った他、米国ハワイの先住民たちも参加し、舞踊を披露した。

 同納骨堂は1986年に整備され、伏古コタンの人々の遺骨や、北海道大学が研究目的で収集した遺骨など、合わせて326柱が納められている。慰霊祭は毎年開かれ、今年で31回目。

 笹村支部長が納骨堂の成り立ちを説明し、「慰霊祭が今後も続いていくことを願う」とあいさつ。参列者による献花が行われた。

 神に祈るカムイノミと、イチャㇽパ(慰霊の儀式)が執り行われ、帯広カムイトウウポポ保存会(酒井奈々子会長)と、同保存会の招待で5日から来帯しているハワイ先住民によるフラグループ「ハラウ・キアウェクウポノ・オ・カ・ウァ」も参加。互いに伝統舞踊を披露し合い、輪になって踊る場面もあった。(大木祐介)

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