南商ワープロ部全国へ ２年連続の快挙
２年連続の全国大会へ出場するワープロ部（前列中央が細羽部長）
「第６２回道高校ワープロ競技大会」の団体競技で帯広南商業高校ワープロ部（細羽香瑠部長、部員６人）が第２位に入賞し、全国出場を決めた。同部は昨年初めて全国大会出場を果たし、２年連続の快挙。部員たちは「昨年の全国以上の結果を」と意気込んでいる。
大会は６月８、９日に札幌市で行われた。全道から２９校１６１人が参加し、同部は２年連続で２位に入賞。個人競技では３位に細羽部長（３年）と橋本絢奈さん（同）が入った。
競技は制限時間１０分で、用意された原稿を速く正確に打った文字数を競う。打ち間違いや変換ミスは減点となり、上位３人の合計点数で順位が決まる。帯広南商業は全部員が出場し、橋本さん、細羽部長、木村昇汰さん（２年）の上位３人の合計点は４１５５点だった。
昨年は初めて全国大会に出場し、「レベルの高さを実感した」と細羽部長。今年も全国出場を目標に日々の活動に臨み、正確でミスなく打つことに集中した。
本番では緊張しないよう普段通りを心がけ、細羽部長と橋本さんの調子も良く、細羽部長は「全国大会が決まったときは本当にうれしかった」と振り返る。
昨年の全国では好成績を残せなかったこともあり、再び挑む大舞台へ向けて「全員が力を出し切れるよう練習に励みたい」と前を見据えている。
全国大会は８月５日、東京で開催される。（松田亜弓）
