十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

泥の中から特大シジミ 大樹オイカマナイトーで漁

オイカマナイトーで漁獲された特大シジミ(13日午前4時半ごろ、新井拓海撮影)

 【大樹】町内の生花苗沼(オイカマナイトー)で13日、1年に1度のヤマトシジミ漁が行われた。漁業者は泥の中から手探りで直径5センチにも及ぶ特大シジミを掘り出していた。

 オイカマナイトーのシジミは、泥の養分が豊富なため大きく育つとされる。大樹漁協(神山久典組合長)では資源保護を目的に、漁は年1回のみ行っている。

 11日に太平洋に面した砂壁を崩し、事前に沼の水位を低下させた。13日は午前4時ごろから漁業者が沼に入り、ぬかるむ地面に足を取られぬよう、胴付長靴姿で四つんばいになりながらシジミを取っていた。

 30年以上漁を行っているという三宅透さん(54)は「ここのシジミは大きいが味も良い。みそ汁で食べるのがおすすめ」と話していた。(伊藤亮太)

更新情報

個人戦A中野・馬渕組、女子は河村・小山組制す 春季ダブルス卓球大会

紙面イメージ

紙面イメージ

4.20(土)の紙面

ダウンロード一括(66MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME