初夏の花を満喫 しかおい花フェスタ２０１７開幕
広い庭を大切に育てた花が彩る鷲山さんのガーデン。右は佳子さん（８日午前１１時ごろ）
【鹿追】美しく育てた庭を町民が無料開放する恒例のイベント「しかおい花フェスタ２０１７」が８日、開幕した。町内１０カ所の個人宅や事業所でオープンガーデンが展開され、訪れた人が満開の花や新緑を楽しんでいる。３０日まで。
町「花と芝生の町づくり」推進協議会の主催で１５回目。今年は個人宅９カ所と福原記念美術館で庭が開放されている。
このうち第１回から参加する町瓜幕西３２線の鷲山菊太郎さん（８４）宅では、約２０００平方メートルの広大な庭を、ベゴニアやキンギョソウなど色とりどりの数千本の花々が彩っている。来場者を歓迎する木彫りのこけしや手作りベンチ、あずま屋なども設置。妻の佳子さん（７９）は「訪れてくれる人との交流が楽しみ。色の組み合わせを考え、毎年工夫している花の配置も見てほしい」と話す。
このほか、町民ホール前にクマやフクロウなどをかたどったトピアリー（動物型立体花壇）が設置され、商店街などにも色とりどりの花が咲いている。
午前１０時～午後４時。開催場所を示したマップは道の駅しかおい・うりまくと町役場、町経済観光交流館ほほえみプラザで配布している。問い合わせは町建設水道課花係（０１５６・６６・４０３３）、町観光インフォメーションデスク（０１５６・６６・１１３５）へ。（小寺泰介）
