十勝産チーズ満喫 ガーデンスパでライブキッチン
【音更】十勝産チーズを食べて学ぶ「TOKACHIチーズ食堂ライブキッチン」が6日、町内のガーデンスパ十勝川温泉体験工房で開かれた。約20人が参加し、チーズや旬の地元食材を使った料理を堪能した。
チーズ専門サロンを主宰する村松綾子氏(横浜市)や、管内でチーズ工房を営む熟成士でつくる実行委が主催。チーズの魅力や調理法に触れてもらい、消費拡大につなげることが狙い。
キッチンでは、チーズ料理が看板のレストランを東京で経営する吉田健志シェフが実演。地元の小豆から作った酢のマヨネーズと、足寄町産の牛乳を使ったブルーチーズを合わせたソースを作った。ゴーダやラクレットなど、熟成度が異なる3種類のチーズも食べ比べた。佐呂間町の荒田由紀野さん(44)は「ソースは酸味がきいてまろやか。家でも作ってみたい」と笑顔だった。
実行委事務局の寺尾智也さんは「EPAの影響で安いチーズが入ってくる心配はあるが、十勝のチーズも全く引けを取らない。今後も地元チーズをおいしく食べてもらえるイベントを開催したい」と話していた。
(安倍諒)