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川下り 涼体感 十勝川にイカダ70艇

工夫を凝らしたイカダに乗り、スタート地点からこぎ出す参加者(2日午前9時20分ごろ、新井拓海撮影)

 手作りいかだで川を下る「第45回十勝川イカダ下り」(実行委主催)が2日、十勝川で開かれた。気温が上昇する中、参加者は涼を感じながらゆったりと自然の流れを満喫した。

 道内外から70艇約370人が参加。トランプ米国大統領や映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などを題材にした個性豊かないかだが観客を楽しませた。

 帯広の気温が24・5度を示す中、午前9時に市内のすずらん大橋下流をスタート。約10キロのコースを時速5キロ程度で進み、ゴールの十勝川温泉・白鳥護岸を目指した。今回は宝探し要素を取り入れ、中州に宝箱を用意した。

 将棋ブームにあやかり、「王将」の飾りが目を引く「藤井聡太四段号」も登場。山田機械工業(帯広)の職場仲間と乗り込んだ斉藤太誠さん(26)は「参加は初めて。いかだ作製と同様に、川の上でもみんなで楽しみたい」と笑顔だった。

 昨年8月の台風の影響で流木が堆積するなど環境が変わった十勝川。藤堂博実行委員長は「危険な部分や楽しさを体感し、川に親しむ実践学習の機会になれば」と話した。(池谷智仁)

関連写真

  • 工夫を凝らしたイカダに乗り、スタート地点からこぎ出す参加者(2日午前9時15分ごろ、新井拓海撮影)

    工夫を凝らしたイカダに乗り、スタート地点からこぎ出す参加者(2日午前9時15分ごろ、新井拓海撮影)

  • 工夫を凝らしたイカダに乗り、スタート地点からこぎ出す参加者(2日午前9時15分ごろ、新井拓海撮影)

    工夫を凝らしたイカダに乗り、スタート地点からこぎ出す参加者(2日午前9時15分ごろ、新井拓海撮影)

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