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「十勝の豚丼制覇を」 大食いタレントのアンジェラ佐藤さん

豚丼など約15杯を食べた後、14人前の焼き肉を前に笑顔のアンジェラ佐藤さん(8日午後4時ごろ、帯広市内じんぎすかん北海道で。新井拓海撮影)

 国内外で「大食いタレント」として活躍するアンジェラ佐藤さん(札幌)が7、8の両日、十勝を訪れ“爆食ツアー”を堪能した。7日にFM-JAGAの番組に出演したアンジェラさんに、十勝グルメの印象や今後の活動目標などを聞いた。(藤島諒司)

 -アンジェラさんにとって食べることとは。
 食べることは生きること。人を良くすると書いて「食」、食べることは幸せそのものだと思います。

 -どんな思いで食の魅力を発信しているのか。
 北海道にいたときには自覚してなかったが、上京して北海道の米や魚、野菜の味の良さに気付いた。道産食材の良さを道外の人に伝えるのはもちろん、まずは道内の人たちに道産食材のすばらしさを伝え、もっと自信を持ってもらいたい。

 -十勝グルメの思い出は。
 テレビ番組で、30メートルのロングソーセージを、大食いタレント3人で帯広市民50人と早食い対決した。11月でソーセージが冷えて固くなるほど寒い中、親切に接していただき、人の温かさを感じるロケでした。仕事で訪れて十勝のグルメを知り、プライベートでも来るように。インデアンのカレーや、ますやのパンなどがお気に入りです。

 -十勝で挑戦してみたいことや今後の目標は。
 帯広では有名な豚丼を制覇し、全店舗の豚丼の食べ比べをしてみたい。「北海道の食のギネス」にも挑戦したい。カレーやステーキなどギネス記録はいろいろあるが、北海道の食限定でギネスに挑戦した方はいない。道内全179市町村で大食いにチャレンジしてPRにつなげたい。「おいしい」に焦点を当てた取り組みもして海外にも紹介していきたい。

<あんじぇら・さとう>
 1975年札幌市生まれ。28歳で自身の「大食い」に気付いた。33歳で初出場したテレビ番組の大食い王決定戦で4位、後に同大会で全ラウンド1位の完全優勝を果たした。現在も札幌在住ながらキー局でレギュラー番組を持ち、国内、アジア各国でイベントや番組に出演する。猫好きで古着収集が趣味。

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