十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

大海原へ準備万端 大樹漁協のふ化場でサケ稚魚放流盛ん

放流され、川で群れをつくるサケの稚魚(18日午前9時50分ごろ)

 【大樹】大樹漁協(神山久典組合長)の町内4カ所のさけ・ますふ化場で、サケ稚魚の放流が盛んに行われている。

 このうち小紋別さけ・ますふ化場では10面のいけすを使って、ふ化したサケを育て、4月下旬に放流を始めた。作業は水温の状況を見ながら進め、20日までの完了を予定している。

 放流ではいけすの仕切りを取り、サケが自然に、隣接する川に移動するのを待つ。18日現在、稚魚は川に残っているが、何らかのタイミングで一気に海に下降するという。

 放流した稚魚は重さ1・5グラム以上、体長5センチ程度。同ふ化場では500万尾、4カ所全体では計1700万尾を放つ。

 養殖期間は餌を魚の大きさや水温によって変え、寄生虫対策も怠らない。同ふ化場の花川良道場長は「今年は稚魚の育ちが良い」としている。(塩原真)

関連写真

  • 群れをつくり海への降下を待つサケの稚魚(18日午前10時ごろ)

    群れをつくり海への降下を待つサケの稚魚(18日午前10時ごろ)

更新情報

保護者のためのお悩み相談室 4月からスタート

紙面イメージ

紙面イメージ

4.25(木)の紙面

ダウンロード一括(60MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME