思い出満載 十勝発 交通機関Ｕターン混雑
見送りを受け、名残惜しそうに出発する家族連れ（６日午前９時１５分ごろ、帯広空港で。新井拓海撮影）
ゴールデンウイークもあすまでとなった６日、連休を十勝で過ごした人たちのＵターンラッシュが始まった。空の便は終日ほぼ満席で、高速バスも札幌行きを中心に混雑した。
とかち帯広空港は、本州へ戻る帰省客や観光客と見送りの人で、同日朝から混雑した。帯広市内の三浦重勝さん（６１）、宏子さん（６０）夫妻は、３歳と４カ月の孫を連れて東京から帰省していた長男一家を見送り。連休中は緑ケ丘公園で孫たちとボートに乗って遊ぶなどした。長男一家が帰省できるのは年１回程度で、宏子さんは「上の子は会話ができるようになってきたこともあって楽しかった」と、名残惜しそうに涙をぬぐっていた。
ＪＲは札幌方面に向かう特急が７日の一部で満席。道東自動車道は６、７の両日の上下線とも、６日午前の時点で渋滞の予測はない。（丹羽恭太）
