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電子機器8日から回収 東京五輪メダルの材料集め 帯広市

市清掃事業課に設置される回収ボックス

芽室は来月、更別も今後
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの表彰メダルを電子機器などの金属から製造する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」が今月、全国でスタートした。金属加工業者や自治体なども関わる官民共同のプロジェクトで、十勝管内からは帯広市と芽室町、更別村が参加する。

 同プロジェクトは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が主催。国民参加型の形式で、メダル製造に必要な金属量をリサイクルで集める取り組みを通じて、環境への意識を高めてもらうことが狙い。

 帯広市では8日から回収を始める。対象は、パソコンと携帯電話の2品目(ブラウン管式モニターは対象外)。市清掃事業課(西24北4)に回収ボックスを設置するほか、春と秋に開くリサイクルイベントでも回収する。芽室町は6月12日からで、品目は小型家電リサイクル法に基づく28品目を想定している。回収場所は町役場1階。更別村は回収開始時期などについて、「現在、関係業者と協議中」としている。

 同プロジェクトでは、使用済みの携帯電話やパソコンに含まれるレアメタルなど「都市鉱山」と呼ばれる希少金属を使って、金・銀・銅の各メダルを約5000個作製する。組織委員会によると、5000個分を賄うには金が10キロ、銀が1230キロ、銅が736キロの計約2トンの金属量が必要になる。
(安倍諒)

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