児童・生徒5800人が挑戦 管内でも学力テスト
全国の小学6年生と中学3年生を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が18日、一斉に行われた。十勝管内でも小学校全94校の6年生約2800人と中学校全48校の3年生約3000人が臨んだ。
同テストは2007年度から行われ、10度目の実施(11年度は東日本大震災で中止)。国語と算数・数学の2教科で、基本的な知識を問うA問題と応用力をみるB問題が出された。
帯広第二中学校(辻野裕義校長)では、3年生103人が受けた。午前8時45分に国語Aの問題用紙が配布され、生徒は真剣な様子で担任教諭からの注意事項に耳を傾けていた。昼ごろにテストは終わり、午後は学習意欲や学習方法などをみる調査を行う。
結果は8月ごろに公表する。指導に役立てるため、今回初めて従来の都道府県別平均正答率に加え、政令指定都市別も明らかにする。(松田亜弓)