新たな交流・防災拠点 札内コミュニティプラザ開所 幕別
【幕別】町札内地域の行政や住民交流、防災の拠点となる札内コミュニティプラザ(町札内青葉町)が1日、オープンした。同日、落成式が行われ、町や地域の関係者約40人が完成を祝った。
同施設は町札内支所などが入る札内福祉センター(1974年築、2階建て1430平方メートル)を建て替え、同センター隣接地に建設された。
新施設は鉄骨造平屋1760平方メートルで、札内東コミュニティセンター(鉄筋コンクリート造平屋672平方メートル)も改修し、渡り廊下でつないだ。
建て替えは昨年6月から行われ、総事業費は約9億8700万円。段差のないバリアフリー設計を採用し、地元木材を活用した。
落成式で飯田晴義町長が「協働と参加でつくる『札内みんなの家』をテーマに、地域の皆さまの意見や要望をできる限り反映した。末長く親しまれるよう住民サービス向上に努めたい」と話し、藤原孟町議会副議長が祝辞を述べた。
新施設は初日から、カラオケ、ダンス、合唱などの団体が利用し、早速にぎわった。利用者は「木の香りがいい」「落ち着いていて利用しやすい」などと話していた。
札内支所は転出入の繁忙期のため、17日に移転する。(眞尾敦)