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専門学校生が酪農体験 ヘルパー協議会企画

生後2日の子牛にミルクを与える浅野さん(右)と太田さん

 十勝管内酪農ヘルパー組合連絡協議会(山田学会長)の就業体験ツアーが15~18日、管内の会員牧場などで開かれた。道外の専門学校生28人が、餌やりや搾乳作業を通して酪農の仕事に触れた。

 酪農ヘルパーを職業の選択肢として意識してもらう狙い。同協議会が毎年、動物管理を学ぶ専門学校の学生らを対象に募集し、今回は関東と関西の6校から参加があった。3泊4日で農家民泊しながら、朝晩の作業を手伝い、実際の酪農ヘルパーの仕事ぶりも見学した。

 搾乳牛45頭を飼育する帯広市富士町の太田知博さん(46)の牧場では、国際動物専門学校(東京)1年の浅野七海さん(19)が体験した。家族と一緒に計6回の搾乳、餌やりの作業を手伝った。高校で乳牛の管理経験がある浅野さんは「普段は小動物に接することが多いけど、やっぱり自分は牛が好きだと思った。ペットとは違う魅力がある」と感想を話していた。

 太田さんは「積極的に牛に関わってくれた。将来はヘルパーという仕事も考えてほしい」と期待。太田さんの妻の春美さん(44)が「またおいで」と話すと、「お金を貯めて来たい」と答えていた。
(安田義教)

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