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チア強豪大に進学 帯広北高の石水さんと美濃島さん

日本文理大の合格通知書を手にする美濃島さんと石水さん(左から)。チアリーディング日本代表を目指す

日本文理大で日本代表目指す
 帯広北高校(高橋雅人校長)を1日に卒業した石水由奈さん(18)と美濃島麗愛(りお)さん(18)が、世界でもトップクラスの実力を持つチアリーディング部「BRAVES(ブレーブス)」を有する日本文理大学(大分市)に進学する。同部から同大への進学は初めて。同高のチアリーディング部「BLUE CLOVERS(ブルー・クローバーズ)」で3年間練習を重ねてきた2人は、日本代表という共通の夢を胸に、舞台を新たに挑戦を続ける。

 石水さんがチアリーディングを始めたのは高校に入ってから。プロバスケットボールのレバンガ北海道の試合で、チアリーディングの応援を見たのがきっかけだった。入部後は練習にのめり込み、仲間と共に実力を高めた。2、3年時はキャプテンを務め、昨年11月の北日本チアリーディングフェスティバルでは準優勝に輝くなど部を率いた。

 全国大会で同大の演技を見て、「迫力があり、すごく引かれた。続けるならここで頑張りたいと思った」。昨年4月には美濃島さんとオープンキャンパスに参加。練習設備や人数に驚くとともに、何事も楽しんでやるチーム性に魅力を感じ、進路を決めた。

 美濃島さんは、小学3年から中学まで十勝・帯広のチーム「RED DIAMONDS(レッド・ダイアモンズ)」に所属。「仲間との信頼関係がないとできないスポーツ」と魅力を感じ、入部を決めた。演技での高い表現力などを武器に活躍し、サブキャプテンとして部を支えた。同大については「雲の上の存在だった」と進路選択に悩んだ時期もあったが、憧れの日本代表になる夢を選んだ。

 帯広北高は今年度、同大の指定校推薦を受けており、2人は面接・筆記試験を経て晴れて合格した。3日に引っ越し、19、20日には早速、BRAVESの公演に出演する。

 石水さんは「環境も大きく変化するが、弱気にならず、夢をかなえるため全力で頑張りたい」、美濃島さんは「不安もあるが、しっかり目標を定めて一日一日を大切にしたい」と前を見据えている。(松田亜弓)


◆NBUチアリーティング部「BRAVES」について
チアリーティング部「BRAVES」の活動など-日本文理大学公式ホームページ

関連写真

  • 海外でもトップクラスの実力を持つチアリーディングチームを有する日本文理大に進学する美濃島さんと石水さん(左から)

    海外でもトップクラスの実力を持つチアリーディングチームを有する日本文理大に進学する美濃島さんと石水さん(左から)

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