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帯広署巡査2人を酒気帯び運転容疑で逮捕 当て逃げ

大高容疑者が当て逃げした帯広市西1北2の事故現場。音更方面(写真向こう側)から南進中、対向車線にはみ出した乗用車のタイヤの痕が残る

 19日早朝、帯広市内で帯広署地域課巡査2人が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で相次ぎ同署に逮捕された。飲酒運転で一度に2人の警察官が逮捕されるのは異例の事態。

 捕まったのは帯広市東12南7、帯広署地域課巡査の男A(20)、同、同男B(20)。

 同日午前4時20分ごろ、帯広市西1北2の国道241号、十勝大橋の変則交差点で、音更方向から南進中のAの乗用車が左折した際、膨らみすぎて対向車線にはみ出し、信号待ちで停車中の50代男性の乗用車右前部に衝突、Aはそのまま逃走した。

 男性から通報を受けた同署はひき逃げ(当て逃げ)事件として捜査。バンパーごと脱落して現場に落ちていたナンバープレートからAを割り出し、同市東3南8の市道上でAを見つけ身柄を確保。呼気検査の結果、酒気帯びが発覚したため道交法違反で現行犯逮捕した。

 Aの供述から、同僚のBが事故当時同乗していたことが判明し捜査したところ、官舎から乗用車を運転して出てきたBを確保。呼気検査の結果、酒気帯び運転が明らかになった。

 道警監察官室によると、両容疑者は18日午後10時ごろから平原大橋近くの河川敷でバーベキューをしながらビールなどを飲んだ後、音更町内のカラオケでも飲酒し、帰宅途中に事故を起こした。事故後、両容疑者はいったん官舎に戻ったが、それぞれがナンバープレートを探しに現場付近に戻ろうとしたところを捜査中の同署員に捕まった。

 道警の白井弘光監察官室長は「警察職員による重大な非違事案を発生させ、深くお詫びする。捜査結果を踏まえて厳正に対処し再発防止に努める」としている。

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