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ホクレン市場で家畜初競り

熱気にあふれた初競り。1頭目は52万円超の高値で競り落とされた。(7日午前10時、ホクレン十勝地区家畜市場で。山下僚撮影)

 【音更】ホクレン十勝地区家畜市場(町音更西2線)の今年の初競りが、7日午前10時から行われた。酪農家の減少で出品頭数も減る中、午前中は1頭40万円台で競り落とされた牛が多く、高値での取引となった。

 十勝家畜市場運営委員会(委員長・新津賀庸JAあしょろ組合長)とホクレン帯広支所の主催。道内の酪農家を中心に、約80人の購買者と、育成牛を出品する生産者が集まった。

 開始前のセレモニーでは新津委員長が「TPP(環太平洋連携協定)大筋合意の中、畜産業界の状況は厳しい。現場の生産者が再生産できる仕組みが維持されなければならない。運営委員会、ホクレンとしては買いやすい、売りやすい、愛される市場になるよう努力する」とあいさつ。購買者を代表し、士幌町の酪農業高橋良浩さん(50)の発声で牛乳で乾杯した。

 今年初の取引となった1頭目の落札価格は52万1000円となり、来場者がどよめくほどの高値でスタートした。初競りは同日午後まで続き、生後数カ月から妊娠するまでの育成牛465頭(昨年は491頭)が出品される予定。
(星茉莉枝)

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