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町内産小豆でようかん JA上士幌

JA上士幌町が製品化した2種類のようかん

 【上士幌】JA上士幌町(小椋茂敏組合長)は、町内産の小豆・白小豆を使用した「十勝小豆の羊羹(ようかん)」「白い小豆の羊羹」の2種類を8月1日から町内で販売する。“隠し味”に加えた町内産のシナ蜜の上品な甘さと高級感漂うパッケージが特徴で、同JAは「白小豆のようかんは十勝でも珍しい。上士幌を訪れる際は手土産にぜひ」とPRしている。

 「ようかんに加工するなどして産地としての小豆の魅力をもっと広めてほしい」という生産者の要望を受け、4月からNPO法人上士幌コンジェルジュと共同で製品化に取り掛かった。

 十勝-は寒さに強く品質が良い「エリモ小豆」、白い-は高級和菓子の原料として珍重される「きたほたる」を丹精込めて練り上げた。町内の十勝養蜂園(斉藤直也社長)が製造する蜂蜜も加え、ほんのりとした甘さを感じられる口当たりの良いようかんに仕上がっている。また、商品パッケージには同法人の波多野智子さんが高級感をテーマに考案した、小豆の花や大地の色などを組み合わせたデザインを採用している。

 2015年度の町内における小豆の作付面積は282ヘクタール。同JAでは地元農産物の付加価値向上に向け、小豆や白小豆を使ったあんや甘納豆なども既に商品化している。瀧本裕司農産部・販売課長は「ようかんがラインアップに加わることで、組合員の生産意欲向上につながれば。今後も六次産業化に力を入れていきたい」と話している。

 内容量180グラム(90グラム×2)、税込み499円。Aコープ上士幌店ルピナ、かみしほろ情報館などで販売する予定。問い合わせは同JA(01564・2・2314)へ。(小縣大輝)

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  • 町内産小豆・白小豆でようかん JA上士幌  2

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