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ふるさと納税活用のスクールバス納車 上士幌

納車されたスクールバス。バス手前に立っているのが竹中町長(右)と野口さん

 【上士幌】町がふるさと納税の寄付金を活用して更新したスクールバス「ふるさと納税ゆめ基金号」の車両が25日、町内に納車された。外装には町のイメージキャラクター「ほろんちゃん」をメーンに上士幌中学校1年の野口はるかさん(13)が考案したデザインが施されており、3月2日から運行を開始する。

 町が昨年度に積み立てた一般寄付金を財源とする「町ふるさと納税・子育て少子化対策夢基金」と、文部科学省のへき地児童生徒援助費等補助金も活用して約989万円で更新した。

 日野自動車製の小型バスで、定員29人。障害児らが安全に乗り降りできるよう、電動補助ステップも付いている。車体の両側には「上士幌町 ふるさと納税ゆめ基金号」という文字と、左側に町ナイタイ高原牧場の芝生でシャボン玉を吹くキャラクターのほろんちゃん、右側に熱気球が浮かぶ青空とともに虹の橋を滑るほろんちゃん、後部にもぬかびら源泉郷の温泉に入浴するほろんちゃんが描かれている。

 25日に同校舎前で納車式が行われ、竹中貢町長や野口さんを含む1年生21人、上士幌タクシーの川村晃由専務、上士幌自動車工業の佐藤克典営業部長、東北海道日野自動車営業課の阿部克己副参事が出席。竹中貢町長が「バスを利用する皆さんには全国の納税者から応援してもらっている気持ちを忘れず、勉強やスポーツも頑張ってほしい」と述べ、車両を囲んで記念撮影した。スクールバスは従来通り1日6便で、今回更新された車両は3月2日から東居辺地区の路線を中心に運行する予定。(小縣大輝)

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