お守り蹄鉄を販売 帯広競馬場
ばんえい競馬の競走馬が使用した冬用の滑り止め蹄鉄(ていてつ)を商品化した「受験のお守り蹄鉄」が、帯広競馬場内の「リッキーハウス」で今年も販売を始めた。受験生のための“滑らないお守り”として人気を集めそうだ。
蹄鉄は外国では古くからラッキーアイテムとして珍重されてきた。お守りはNPO法人とかち馬文化を支える会(三宅陽一理事長)が使用済みの蹄鉄を、社会福祉施設できれいに磨き上げて販売。お守りとして生まれ変わった蹄鉄は、受験生を持つ家族の間で人気商品となっている。
受験生からは「希望の大学に合格できた」などうれしい反響もあるといい、大学センター試験(17、18日)などを間近に控え、同会の旋丸巴専務理事は「受験を前に不安な受験生を後押しできれば」と話している。
桐(きり)箱入り(1個3100円)と台紙付き(同2600円)の2種類。売り上げの一部はレース協賛などに充てられる。(川野遼介)