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「オダッシュ山」の地名、の由来は… まちマイ新得編

23日に行われたオダッシュ山登山会の参加者

 新得市街の西部から町を見下ろすオダッシュ山(標高1097メートル)は町のシンボルだ。23日には新得山岳会主催の登山会が行われ、町内外の41人が心地よい汗を流すなど親しまれているが、ちょっとした謎のある山でもある。

 町内に「オダッシュ通り」と名付けられた道路があるなど、なじみ深い名称だが、実は山の名前の由来がはっきりと分かっていない。郷土史を研究する町内在住の秋山秀敏さんによると、付近を水源とする「オタソイ川」と同じ語源の可能性が高い。

 アイヌ語の「オタ」は「砂」、スイ(シュイ)は「穴」を意味する。「穴があいた砂岩」という地形的な特徴を示しているとも推測できる。だが戦前の地図に山の名前は見当たらず、いつから呼ばれ始めたのかも不明だ。(古川雄介)

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