2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

てくてく名店さんぽ(43)「Char’s」

左からスタッフの山田容子さんと看板犬のArcくん、店長兼看板犬の笑丸ちゃんと代表の秋山里美さん。ビジョンフリーゼという犬種の2匹はふわふわの毛並み。癒やしと元気があふれる。店内では予約制で24金を使ったエステも

癒やしと元気があふれる、27年目の洋品店
 池田町出身のファッションデザイナー兼スタイリストの秋山里美さんが代表を務める洋品店Char’s。おしゃれへの感度が高い人に支持され、今年27年目を迎える。衣類を解体してリメイクバッグにするほか、着心地を重視した1点物の衣類を中心に販売している。

 「洋服が大好きで天職!」と笑う秋山さんは〝思い立ったらすぐ行動〞の人。帯広の洋品店に勤める傍らファッションブランドに直接デザインを売り込み、さらに25歳から新聞奨学生として首都圏のデザイン学校へ。縁あって日本のスタイリストの草分け、高橋靖子さんの第一アシスタントとして活躍した経歴を持つ。帯広で店舗を構えた後はなんと、「突然ピンと来た」ためニューヨークに事務所を開設。店舗には映画スターも訪れたというから、驚きだ。

 必ず試着してもらい、似合うサイズや色だけでなく着回しもざっくばらんにアドバイスするのがChar’s流。この春の着こなし、相談してみて。

個性的なリメイクバッグは、衣類を解体し、再構築したもの。もちろんすべて一点物だ。シンプルなコーディネートのアクセントにぴったり

この春、流行の〈3WAYシャツ〉7,700円は、アイロンいらずの素材がうれしい。あえて肩を「チラ見せ」するのがトレンド


<Char’s>
帯広市西21条南5丁目27-12
Tel:0155・58・2525
営:12時~18時
休:水・木曜


てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2023年4月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。