2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

安心・とかちの暮らし(161)「消費者トラブルから身を守る心構え」

 消費者トラブルは身近にあり、誰でも巻き込まれる可能性があります。しかし「自分は絶対にだまされない」などと、思っていませんか。日常に潜むリスクから身を守る心構えや注意点を、帯広消費者協会の協力でまとめました。(Chai編集部)

★「自分は大丈夫」と思わない
 確実な根拠もなく身の周りにあるリスクを過剰に低く見積もったり、「忍び寄るリスクに気づかないほど自分は愚かではない」と思い込んだりする―。そんな錯覚に陥らないことが、身を守る心構えの第1歩です。

★こんな場面に注意
 心構えの第2歩は、次のような場面でも「もしかしたら罠(わな)かも」と警戒することです。
●信頼する人から勧誘される
●「すごい人」「すてきな人」が薦めている
●希少性を強調される

★自制心を強化する
 日ごろから「自分が刺激されると欲しくなりやすい物」を意識し、そこが自分の弱点、と強く意識することが心構えの第3歩です。

★助けを求める
 一人で悩まず、友人や家族など信頼する人に相談することも大切です。消費者トラブルから身を守るさらなる心構えとして、居住地の消費者相談窓口へためらうことなく相談しましょう。
※2022年度版くらしの豆知識より
 
【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2022年7月号より。