2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

【健康】小腸の切除で成長に障害 子どもの短腸症候群

 胃に続く消化管で栄養素の吸収を担う小腸。その大半を病気で切除したか、生まれつき短い子どもは、水分や栄養素を十分に吸収できず、下痢や体重減少が生じ、成長にも障害が及ぶことがある。これは「短腸症候群」と呼ばれるが、久留米大学病院(福岡県久留米市)小児外科の加治建教授は「治療法は進歩しており、子どもの成長も見込めるようになりました」と話す。

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