2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

冬こそアイスクリーム!(3)「フクハラに聞く 教えて!十勝のアイス事情」

洋日配課担当バイヤー青山正樹さん

 2021年のアイスクリーム市場の規模は過去最高の5258億円(※1)。全国的にアイスの人気は高まる一方です。

 スーパーマーケットのフクハラのバイヤー、青山さんに十勝のアイス事情を聞きました。

(※1)日本アイスクリーム協会「2021年度 アイスクリーム類及び氷菓販売実績」より

Q.十勝の寒い冬でもアイスは売れる?
A.販売量夏が圧倒的。しかし、本州に比べて季節差が少ないのが北海道全域の特徴です。十勝の10月は日差しが強く室内の温度が高いため、まだまだアイスが人気。11月は寒さが本格化し販売量が落ちますが、暖房を付けた冬の時期は暖かい部屋でアイスを食べる人が多いです。またクリスマスや年末年始などはプレミアムアイスで至福の時を過ごす人が増えます。

Q.十勝ではどんなアイスが人気? 
A.年間を通してバニラが人気のフレーバー。甘みをしっかり感じられる商品が好まれます。また、ほかの地域に比べると大容量の商品が人気。セカンド冷凍庫がある家庭も多いため、ストックしやすいのかもしれませんね。

Q.十勝だけで販売しているアイスはある? 
A.十勝産アイスコーナーを設けている店舗もあります。ぜひ売り場をのぞいて!<十勝ミルクピース ちゅーちゅーソフト>476円は道東のみの販売です。また当社オリジナルの<福ジェラ>279円もお見逃しなく。十勝産素材にこだわり、濃厚な<カマンベール>が好評です。


Q.今話題のフレーバーは? 
A.各メーカーからピスタチオを使ったアイスが新発売されており話題です。緑の色合いと、ナッツのコクが人気。12月は冬季限定商品も見逃せません。生チョコなど溶けやすい素材を使ったアイスは冬ならでは。お試しください。

※フリーマガジン「Chai」2022年12月号より。