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平和園の新田社長

焼肉の平和園 コロナ禍で従業員成長 提案次々と新事業に

高田 英俊

十勝毎日新聞社 編集局整理部

 焼き肉店チェーンの平和園(帯広市)は、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年度は客足、売り上げの落ち込みが避けられず、創業から60年余で初めて赤字に陥った。半面、コロナ禍を機に従業員の提案から新事業が次々に生まれ、新たな可能性を切り開いた一年だった。危機を好機に変えた地場老舗飲食店の理念と経営を新田隆教社長(53)に聞いた。