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火渡り 無病息災祈願 本別の真言宗醍醐派赤不動院

火の上を駆け抜ける山伏行者たち(28日午後0時20分ごろ、新井拓海撮影)

 【本別】真言宗醍醐(だいご)派赤不動院(町向陽町、棚村憲昭住職)は28日午前10時45分から、同院裏の本別川河川敷で「火渡り祭」を開いた。山伏行者が燃え盛る火の上を渡る荒行で、一般参拝者もおき火の上を素足で歩いて無病息災などを祈った。

 今年で21回目。管内外から約300人が参拝した。

 結界が張られた道場に行者の法螺(ほら)の音が響き、火で煩悩を焼き払う「柴燈護摩(さいとうごま)」の儀式へ。行者21人が願文(がんもん)を読み上げ、熱湯を体に振りまく「湯加持(ゆかじ)」で身を清めた。

 火渡りは、最初に同院の棚村慶秀副住職が祈祷(きとう)札を抱えて荒火に踏み込み、続いて「はっ」と発する行者たちが駆け抜けた。

 棚村住職は「汚れを清める儀式。お護摩の持つ不思議な力によりご利益がある」と話した。(木村仁根)

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