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トキシラズ初水揚げ 春定置網漁で420匹 広尾・十勝港

市場内に次々と並べられていく、初水揚げされたトキシラズ(21日午前7時50分ごろ、新井拓海撮影)

 【広尾】広尾漁協の春定置網漁で21日午前、トキシラズ約420匹が初水揚げされた。トキシラズは秋に産卵を控えたシロザケで、脂の乗りが良く人気がある。

 今年は18日に町タニイソ付近の沿岸1カ統に網を設置。21日早朝から水揚げし、十勝港の地方卸売市場には銀色の魚体がずらりと並んだ。3・5キロ以上の大物も目立ち、競り人の威勢のいい掛け声が飛んだ。

 漁業関係者の1人は「初日としてはまずまず多い方。(日本の200カイリ内で操業する)サケマス流し網漁があまり良くないので、定置に期待したい」と話していた。

 1キロ当たりの価格は1230~1950円。昨年の初日は約30匹のみの水揚げで高値だったため、前年に比べると安価だった。

 広尾漁協では漁獲後すぐに血抜きをして鮮度を保つ「船上活締め」を行うため、品質に定評がある。漁は6月下旬まで続く見通し。サケは近年の秋サケ不漁もあり、輸入も含めて高値傾向となっている。(眞尾敦)

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