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羽帯駅「さようなら」 最終日、ファン別れ惜しむ

羽帯駅との別れを惜しみ、ホームに集まった鉄道ファンら(16日正午ごろ)

 【清水】JR根室線・羽帯駅の営業最終日となった16日、同駅には午前中から“さよなら乗車”を楽しむ鉄道ファンが続々と訪れた。

 羽帯駅は1958年に開設。待合室とホームのみの簡素な無人駅で、普通列車が1日8本停車する。かつては通学の高校生らでにぎわったが、近年は1日の平均乗車数が1人以下で、今回のダイヤ改正で道内で唯一、廃止対象となった。

手作りの駅名標を手にする品田さん

 この日は列車が到着した正午すぎに十数人がホームに集まり、写真や動画を撮影して駅との別れを惜しんだ。パッチワークで手作りした羽帯駅の駅名標を持ち込み、待合室に飾り付けていた帯広市の主婦品田麻奈美さん(34)は「景色が良く、ホッとできる駅で大好きだった。なくなるのは残念」と話した。

 最終列車は午後7時15分羽帯駅発の新得行きとなっている。(小寺泰介)

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