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高木姉妹にエール 母校帯南商高のスケート部員らが寄せ書き

高木菜那・美帆選手の活躍を願って、国旗に寄せ書きをしてエールを送る帯南商高のスケート部の部員たち(金野和彦撮影)

 平昌冬季五輪のスピードスケート種目に出場する高木菜那選手(25)=日本電産サンキョー=と美帆選手(23)=日体大助手=の姉妹を応援しようと、2人の母校である帯広南商業高校(宮津尚美校長、生徒592人)のスケート部員や関係者が激励の寄せ書きを作成した。

 姉妹の高校時代の恩師、東出俊一さん(61)=士幌町教委主幹=が発案して呼び掛け。縦約93センチ、横約130センチの日本国旗にスケート部員12人や同校卒業生、学校教諭、十勝のスケート関係者らが「魅せろ! “南商魂”」「姉妹での初レース 心から応援しています」「最高の滑りでメダル獲得楽しみにしてる!」など熱いメッセージを書き連ね、18日に完成した。

 高木姉妹とともに昨年12月の平昌五輪日本代表選手選考競技会(長野市)に出場したスケート部女子主将の吉村優那さん(3年)は「姉妹そろって表彰台に立ってほしい。私も2人のようにもっと速く強い選手になりたい」と話し、男子主将の戸水謙一郎さん(3年)は「学校の先輩が五輪に出るのは本当にうれしい。レースを楽しんで、その結果がメダルにつながれば」と期待を寄せていた。

 寄せ書きは現地で応援する姉妹の家族に手渡す。(松村智裕)

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