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引退の長島さんスケート少年団指導 大樹

児童と一緒に滑って教える長島さん

 【大樹】2010年のバンクーバー五輪スピードスケート男子500メートルの銀メダリストで、昨年12月に引退した長島圭一郎さん(35)が17日、町中央運動公園で大樹スケート少年団(荒城栞大団長、24人)を指導した。

 長島さんは15年に一度引退し、一昨年7月に復帰、12月27日の平昌五輪日本代表選手選考競技会(長野県)がラストランとなった。

 この日は少年団員に対し、マンツーマンで伴走して教えたり、コーナリングの技術を高める練習法などを伝授。「片足にしっかり長く乗って」「(滑っている時)下を向かないように」などと、フォームのこつをアドバイスした。

 模範滑走を見た加藤煌瑛君(8)=大樹小2年=は「姿勢が低くて、いっぱい手を振っていてすごかった。(自分が)コーナーの入り口がうまくないので、(長島さんのように)上手になりたい」と目を輝かせた。荒城団長(12)=同小6年=も「教え方が分かりやすかった。これからの試合や大会につなげていきたい」と話した。

 長島さんは「子どもたちが一生懸命で(教えるのが)楽しかった」と、笑顔でサインや記念撮影にも応じていた。(眞尾敦)

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