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陸別で花火大会 1500発が夜空彩る

花火列車(手前)の車窓からも望めた夜空を彩る大輪(22日午後8時半ごろ、塩原真撮影)

 【陸別】「第9回ふるさと銀河線りくべつ鉄道まつり」(町観光協会主催)が22日、前夜祭として始まった。

 午後8時から緑町サッカー場で開かれた花火大会(同協会、十勝毎日新聞社主催)では、スターマインや錦冠(にしきかむろ)など1500発が「星空の街・陸別」を彩った。陸別小児童が考えた花火(色や楽曲選定)も星野源の「恋」に乗って15発打ち上がり、拍手と歓声が響いた。

 恒例の花火列車には町内外から23人が乗車。苫小牧市から夫婦で訪れた門別真由美さん(43)は「車窓から大輪を眺めるなんて貴重。昨年は花火を見ずに帰ったので、今年はどうしても体験したかった」と話した。

 23日は駅前多目的広場に会場を移し、多彩なイベントが企画されている。

 りくべつ鉄道特別列車の体験乗車は午前10時から午後2時まで1時間おきに実施。「旧石井踏切」までの往復6・4キロを走る。足こぎトロッコや「転車台」を回すスピードを競うゲームも行われる。

 多目的広場では縁日や乗馬体験、バルーンアート、子どもビンゴ大会、リコーダーミニコンサートなどのほか、「ライス・つちふまズ」によるお笑いショー、抽選会やもちまきも予定されている。

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