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クマ間近に 今季開園控え児童を招待 新得

大きくて迫力のあるヒグマを見て大喜びの新1年生たち(28日午前10時40分ごろ、金野和彦撮影)

 【新得】町のサホロリゾート内で、野生に近い状態のヒグマを見ることができる「ベア・マウンテン」が、29日に今季営業を始める。28日午前はプレオープンのイベントとして、町内の新入学1年生の児童が招待され、ヒグマの迫力を間近に感じていた。

 東京ドーム3・2個分に相当する15ヘクタールの敷地に、雄11頭が放し飼いになっている。約1・2キロのコースをバスで回る他、全長370メートル、高さ5メートルの遊歩道上からも観察できる。

 この日は新得と屈足南、富村牛小学校から39人の児童が招待された。400キロを超えるヒグマが悠々と森の中を歩く様子をバスの窓から見学し、強化ガラス越しのプールで餌を食べるヒグマと一緒に記念撮影を楽しんだ。新得小学校の川代絆さん(6)は「大きなクマを初めて見た」と興奮した様子だった。

 営業は10月22日まで。バス付き料金大人2916円、子供・シニアは2160円。午前9時~午後4時(最終入場は同3時20分)。火曜休み(7~9月は無休)。問い合わせは0156・64・7007へ。(小寺泰介)

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