思い出と期待を胸に 小学校卒業式
十勝の多くの小学校で24日、卒業式が行われた。この日までに管内全94校の約3000人が、6年間の思い出と中学校への期待を胸に、学びやに別れを告げた。
昨年、開校120周年を迎えた帯広小学校(久永恵子校長、児童189人)では午前10時に始まり、進学先の中学校の制服を着た6年生30人が入場。校歌斉唱の後、名前を呼ばれた一人ひとりがステージに上がり、久永校長から卒業証書を受け取った。
久永校長は「ここにいる全ての人が応援している。夢を諦めずにかなえてほしい」と式辞。卒業を祝う集いでは、在校生が一学年ごとに6年生との思い出を振り返った。卒業生は「何事にも挑戦して頑張っていく」と声をそろえ、「友~旅立ちの時~」を合唱し、在校生や教職員、保護者に感謝の気持ちを伝えた。(高津祐也)