転出入で帯広市役所混雑
住所変更手続きなどで混雑する窓口（２１日午前１１時ごろ、塩原真撮影）
年度末と年度始めの異動シーズンを迎え、帯広市役所は転出入の手続きをする人で混み合っている。市は２１日から４月４日まで、戸籍の届け出や国民健康保険、水道、小中学校の転入などを担当する６課の窓口で、受付時間の延長や土曜日の臨時開設を行う。
市役所１階戸籍住民課では例年３１日～４月１日に混雑のピークを迎える。転出は月末、転入では今年は週明けの４月３、４日ごろの集中が予想されている。１日の届け出数は平常時の数倍になるため、市はスムーズに対応できるよう、窓口の増設やロビーにも案内職員を配置している。
また、昨年から始まった社会保障と税の共通番号（マイナンバー）制度に伴い、氏名や住所などが変わった場合は、１２桁の番号が記載された「通知カード」や希望者に交付される「マイナンバーカード」の書き換えも必要となる。
受付時間を延長するのは、戸籍住民課、国保課、上下水道部料金課（以上１階）、市民税課（２階）、こども課（３階）、学校教育課（８階）の６課。
期間中の受付時間は、平日が午前８時４５分～午後７時（３１日のみ午後６時まで）。土曜日の臨時窓口は午前８時４５分～午後５時半。マイナンバーカードの交付は、３１日は午後５時まで、土曜日は同４時半まで。これ以外は同６時半まで。市は「午前中の早い時間帯や夕方ごろは比較的空いている。土曜日も受け付けているので利用してほしい」と呼び掛けている。（安倍諒）
転出入で帯広市役所混雑5
転出入で帯広市役所混雑4
転出入で帯広市役所混雑3
転出入で帯広市役所混雑2
