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小麦受け入れ 農協サイロ

トレーラーの荷台から流れ出る小麦(25日午前10時40分ごろ、金野和彦撮影)

 【広尾】農協サイロ(社長・山本勝博JA中札内村組合長)の十勝港広域小麦流通センターで25日、十勝管内の2016年産小麦の受け入れが始まった。今年の初受け入れはJAうらほろの「きたほなみ」700トンだった。

 管内24JAとホクレンが出資する「農協サイロ」では、11万7000トンの収容能力を持つ同センターで、収穫された小麦を貯蔵。船で本州の製粉会社に出荷している。

 16年産の収穫開始は天候に恵まれず遅れたものの、収穫作業は順調に進み、秋まき小麦は11日に、春まき小麦は14日に収穫を終えた。同センターへの受け入れは昨年より20日遅く始まった。

 この日は午前10時半ごろに「初荷」の垂れ幕を付けたトレーラーが到着。同センターの受け入れ口に、荷台から大量の小麦を流し込んだ。小麦の受け入れは10月にかけてピークを迎え、多いときで1日3000トン近くを受け入れる。

 本州への船の初便は秋ごろになる見通し。山本社長は「6月ごろからの日照不足、長雨、低温で昨年のような期待はできない状況だが、生産者の小麦をしっかり管理し、消費者の期待に応えないといけない」とあいさつした。(伊藤亮太)

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