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スイートコーン加工作業始まる 芽室

ベルトコンベヤーの上で選別されるスイートコーン(20日午前10時ごろ、塩原真撮影)

 芽室町の日本鑵詰十勝工場で、スイートコーンの加工がスタートした。台風7号の影響も懸念される中、同社では「生産者のこれまでの努力に応えられるよう、精いっぱい対応していきたい」とし、収穫・加工作業に全力を挙げる考えだ。

 同工場では十勝を中心に約2500ヘクタールの畑からスイートコーンを集荷、加工している。スイートコーン生産量日本一の芽室に立地し、缶詰製造量は全国シェアの75%を占める。

 6、7月の低温の影響で、今年産の受け入れは例年より約1週間遅い19日にスタート。冷凍ホールコーン用のスーパースイートコーンに始まり、21日からは缶詰用のスイートコーンも受け入れる見通し。

 スイートコーンは鮮度が重要で、工場入荷後から1時間以内で製品になる。20日午前も、多くの従業員が集荷されたスイートコーンを手際よく選別したり、機械を操作したりしていた。

 17日の台風7号の上陸で、十勝はトウモロコシ畑などで約3000ヘクタールにわたり倒伏被害などが発生。収穫期直前の台風直撃は前例がなく、同社では現在、収量の見通しなどの調査を進めている。高岡隆社長は「生産者に心からお見舞い申し上げるとともに、全力を挙げて対応していきたい」と話している。(長田純一)

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