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快走5131人 フードバレーとかちマラソン2015

過去最多の約5000人がスタートを切ったフードバレーマラソン(1日午前9時ごろ、塩原真撮影)=市西2南9

 2015フードバレーとかちマラソン(実行委主催、十勝毎日新聞社など共催)が1日午前、帯広市内で開かれた。管内外から集まったランナーが秋深まる帯広を疾走した。4回目の今年はハーフ、5キロ、2・5キロの各部門に、過去最多の5131人が出場。ハーフ男子総合は福島弦太さん(31)=帯広市=が3連覇し、同女子は山下裕未さん(21)=同=が初優勝した。

 午前9時に全部門のトップを切ってハーフの号砲が打ち鳴らされ、ランナーは藤丸前をスタート。白樺通を西進し帯広の森で折り返し、ゴールの中央公園を目指した。スタート時の帯広の気温は9・1度。風が強く肌寒さを感じさせたが、晴天に恵まれ、ランナーは気持ち良さそうに市街地を駆け抜けた。その後、同9時15分に2・5キロ、同25分に5キロがスタート。子供や高齢者、ファミリーなど老若男女がゴールを目指して汗を流した。

ハーフマラソン一般男子で独走、首位でゴールして3連覇を遂げた福島弦太選手(帯広・陸上自衛隊第4普通科連隊)

 ゲストランナーはトラック中・長距離競技でアトランタ、シドニー、アテネの五輪に3大会連続出場を果たし、名古屋国際女子マラソンで優勝経験を持つ弘山晴美さん(47)。現役時代には驚異的な粘りで逆転優勝するなど巧みなレース運びを見せ、マラソン愛好者にもファンが多い。スタート前にはランナーと談笑し、応援に訪れた地元住民らとも和やかに交流した。

 沿道からの声援や大会運営をサポートするボランティアにも支えられ、レースは大きな混乱もなく終了した。

 「フードバレーとかちマラソン」は帯広市の開拓130年、市政施行80年を記念して2012年に開始。今年のエントリー数は昨年を791人上回る5524人で、過去最多となった。(大谷健人)



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