期待胸に出発 市内中学校修学旅行シーズン佳境
帯広市内中学校の修学旅行シーズンが佳境を迎えている。生徒たちは自作の修学旅行のしおりを手に3泊4日の旅行に臨み、友人との思い出をつくっている。
市内では最後の出発となった帯広第一中学校(石倉貴浩校長)は14日朝、3年生161人が札幌、道南方面に向けて出発した。午前5時20分から行われた出発式では、折出雅史教頭が「一人ひとり自覚ある行動を取り、有意義な修学旅行に」、修学旅行実行委員会の竹川美月委員長が「楽しんで帰ってきましょう」とあいさつ。見送りの保護者に「行ってきます」と呼び掛け、バスに乗り込んだ。
この日は南千歳駅でJRに乗り換え、函館に向かう。自主研修の後、函館山で夜景を楽しむ予定。竹川委員長は「函館は行ったことがないので楽しみ。おそろいで何か買ったりしたい」と笑顔を見せた。
市教委によると多くの学校が札幌、道南を目的にしているが、今年は緑園、第七、八千代が東京方面、大空と第八が東北方面としている。
(松田亜弓)